第一話「はじまりの始まり」

プロローグ

それは学園の何処かにある、それは「天使」と呼んだものがいれば、「悪魔」というものもいた。

―そう、そこにある何処か、
　　　　　　　　　　　　　　　　　それは―何処か。―に必ずある。

ある者が呼んでいた悪魔
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　この集団の名は「奉公屋」。―

第一話「はじまりの始まり」

キーンコーンカーンコーン…。
いつもどおりの間抜けなチャイム、正直言うと飽きてくる。
それでも、自分はこの飽きてきた音のおかげである場所へ向かっていると思うと何とも言えない気持ちになる。

毎日、同じ様に、いつも通りに、自分の行き先へと足を運ぶとつくのは、ある個室。

菊はいつも通りに扉を開く。
ガラッ
毎日見ている人物が一人。
「あ、今日は早いんだね、菊。」

やはり、今日もピザを食べていた…。

この人はピザしか食べれない人なのだろうか？

「やはり、いつも早いんですね、フェリシアーノさん。」
フェリシアーノを呼ばれた人物は照れくさそうに答える。
「さん付けは嫌だよー、フェリでいいじゃん！もう。」
ピザを食べながら言うので聞きづらい…。

「ど、努力してみます…。」

フェリシアーノはピザを食べ終えると聞くに近づいてきた。
「毎日、見てて思うけどやっぱ菊って可愛いよねー。」

「な、何を言ってんですか、フェリ…」と言いかけた瞬間。
その一瞬の間。
「う！うわあぁああああああああ！！何するんですかっ！！！」

イタリア（補佐）フェリシアーノ・ヴォルガス

一言でいうと、ヘタレです。
ドイツ（ルートヴィッヒ）から指示がでる時必ずイチャついてくれます
武器　機関銃（銃ならオールマイティに何でもできる）

日本（情報集め）本田菊

アニメ大好き、結構物静か。
武器　木刀、日本刀




※BLとか入ってます