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自分の好きなものだけを詰め込んだ物語
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ペタリと頬に蛙をつけられた。
「えー?何で何で? 蛙可愛いじゃん♪♪」

菊は思わず、部屋の隅のほうによってしまった。
フェリシアーノから見るに完全に菊は怯えてしまっていた。
しょうがない、と思いつつ蛙をみる

背中に紙切れが一つ縛り付けられていた。

「あ、蛙さん、伝言しに来てくれたんだね、ふーん、そっかそっか、成程ね。」
蛙はフェリシアーノに撫でられるとそそくさと部屋から出て行った。

「フェ、フェリシアーノさん今の一体…?」

「嗚呼、彼は伝言屋。まあ、気にしないで」
「は、はあ…」

フェリシアーノは気にせずに菊に近寄ってこう言った。
「ねーねー、菊。ハグしていい?」
まるで、その表情は子供のようだった。

「ええ、いいですよ」
「やったー、菊って優しいねー。」
そういって、無垢に純粋に菊にハグをした。

―次の日―

この日は珍しくフェリシアーノはいなく、変わりにアーサーがいた。

「おう、菊じゃねーか。」
「どうも、アーサーさん今日は早いんですね」
「ああ、まあな…。」

菊はアーサーの隣に座り込む。
「そういえば、最近仕事ないですね・・・。」
「確かに仕事ないせいで、収入減っちまって困るんだよな、バイト始めなきゃな。」
「私もそろそろ始めないと危ないですね…。生活が。」

「あ、菊お前ゲームやるか? べ、別にお前と一緒にやりたいって訳じゃないからな!!」
急に頬を赤らめるアーサー。
しかし、菊は分かっていた、この人は他人に気を使うことはできてもそれを素直に口に出来ないと。
それでも、菊は彼をいい人だと思っている。

「まあ、いいですよ、で、何やります?格闘系でもやりますか?」
「んじゃ、そうしよう。」

アーサーはゲームをやりながらこう言う。
「なあ、菊。お前俺のことどう思ってる?」
「え?」ビックリしたかのような声を出してしまった…。「別に私は嫌いではありませんよ、アーサーさんみたいな人は嫌いではありませんから。」
「そ、そうか…。有難うな、俺もお前のこと好きだし、仲良…くしていこうぜ」
「ええ、そのつもりですよ。」

そのあとは菊もアーサーもほぼ無言だった。

下校時刻

「そうだ、菊夕飯一緒に食べねぇ?」
「いいですけど、一人余分なのついてきますよ?」
「別にほっとけばいい。」

菊とアーサーがお弁当箱を開けようとしたとき…。

ダダダダダダダダダダダダダッ

イギリス(情報集め)  アーサー・カークランド

やっぱ、日本(菊)大好き。
酒を飲めば最狂

武器 デザートイーグル(二丁)
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