自分の好きなものだけを詰め込んだ物語
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廊下から物凄い爆走音が聞こえてくる。
そんなに時間が経たないうちに音は耳が切り裂けるような大きさになっていた。
ガラッ
「菊ー。お弁当作ってきたあるよ!!」
王耀だった。
耀は菊のことが好きでたまらないらしく、自分で「育ての親あるよ!」など勝手に名乗りをあげては菊にぶった斬られている。
今回もいつも通りに先程の爆走音で菊のところまでやってきているのだ。
(メンバーはもう慣れた。)
「…。」
菊とアーサーは無言で迎える。
そんなことは一切気にせず耀は菊の隣に(無理矢理)座り、手早い動作で弁当を広げる。
色とりどりのおかず、米のたったご飯。実は案外耀は料理が上手かったりする。
「せっかく作ってきたんだから食べるがよろし!」
キラキラした無邪気な瞳で菊を見つめる。
一方、菊は心底嫌そうな瞳で耀を見、黙殺して一言。
「いりません。」
あっさりと断ったが、耀は気にせず
「じゃっ、朝食べるがいいね!!」
そこで、今まで黙っていたアーサーが一言。
「んなもん、駄目になるに決まってんだろ、阿呆。」
ピシリ。
何かに皹が入ったような音がした。
「五月蝿いあるよ、我は今菊と話しているあるね」
文章は軟らかだが、言い方は完全にアーサーを敵とみなしたような言い方だった。
「んだと、てめぇ…」
ここで、アーサーの元ヤン発動…と思いきや
「嗚呼、もうやめてください。」
何とか菊が仲裁に入った。
(あと、ちょっとで危ないところだった……。)と思った。
「わったよ、で?何だよ今日は。」
そう、耀がいつもこの場所に来るときはいつも集会、連絡時の時しか殆んど来ないのだ。
「そうそう、忘れてた、明日依頼者が来るからヨロシクある」
この時三人は、ただの依頼者だと思っていた。
そんなに時間が経たないうちに音は耳が切り裂けるような大きさになっていた。
ガラッ
「菊ー。お弁当作ってきたあるよ!!」
王耀だった。
耀は菊のことが好きでたまらないらしく、自分で「育ての親あるよ!」など勝手に名乗りをあげては菊にぶった斬られている。
今回もいつも通りに先程の爆走音で菊のところまでやってきているのだ。
(メンバーはもう慣れた。)
「…。」
菊とアーサーは無言で迎える。
そんなことは一切気にせず耀は菊の隣に(無理矢理)座り、手早い動作で弁当を広げる。
色とりどりのおかず、米のたったご飯。実は案外耀は料理が上手かったりする。
「せっかく作ってきたんだから食べるがよろし!」
キラキラした無邪気な瞳で菊を見つめる。
一方、菊は心底嫌そうな瞳で耀を見、黙殺して一言。
「いりません。」
あっさりと断ったが、耀は気にせず
「じゃっ、朝食べるがいいね!!」
そこで、今まで黙っていたアーサーが一言。
「んなもん、駄目になるに決まってんだろ、阿呆。」
ピシリ。
何かに皹が入ったような音がした。
「五月蝿いあるよ、我は今菊と話しているあるね」
文章は軟らかだが、言い方は完全にアーサーを敵とみなしたような言い方だった。
「んだと、てめぇ…」
ここで、アーサーの元ヤン発動…と思いきや
「嗚呼、もうやめてください。」
何とか菊が仲裁に入った。
(あと、ちょっとで危ないところだった……。)と思った。
「わったよ、で?何だよ今日は。」
そう、耀がいつもこの場所に来るときはいつも集会、連絡時の時しか殆んど来ないのだ。
「そうそう、忘れてた、明日依頼者が来るからヨロシクある」
この時三人は、ただの依頼者だと思っていた。
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